SEA SPIN Meeting June 2012


SEA SPIN Meeting June 2012
テーマ:「プロセス改善あれこれ~色々な切り口で討議~」
参加者募集
主催: SEA プロセス分科会(SEA-SPIN)


皆さんご存知の通り,今年のソフトウェシンポジウム(SS2012)が福井市で行われます.

そこで,今回のSEA-SPIN Meeting は,SS2012 が終わったあと,近くの越前大野市(列車で1時間)に場所を移し,いくつかのテーマについてのプレゼンテーションをベースに,さまざまな角度からプロセスについての議論を展開したいと考えます.詳細は下記プログラムをご覧ください.

なお,大野市は越前の小京都と呼ばれる古都で,日本名水百選にも選ばれた「おしょうず」がある,水がきれいな町です.
福井名産のさといもも,そのきれいな水で育っています.また,近くの糸魚(イトヨ)町には,国の天然記念物になっているイトヨという美しい魚も棲んでいます.

多くの方々のご参加をお待ちしております.

****************  開催要領  *****************

1. 日時:2012年06月15日(金) ~16日(土)午前中

2. 会場:越前大野市 城下東広場 交流スペース

交通:JR 越美北線 越前大野駅 徒歩5分

大野市

越前おおの観光ガイド

3. プログラム:

コーディネータ 田中一夫(IXナレッジ株式会社), 奈良隆正(NARAコンサルティング)

3.1 6月14日(木)

集合(指定ホテルに夕方までにチェックイン)
そのあとレセプション(詳細は後程連絡します)

3.2 6月15日(金)(Meeting 1日目)

9:00~9:30 受付,ネットワーキング

9:30~17:00 報告およびディスカッション

(1)基調講演 平鍋健児氏(株式会社チェンジビジョン)
・講演テーマ;アジャイルの現在・過去・未来
~ソフトウェア開発とエンジニアの働き方を越前大野で語る~

概要:
10年前に登場したアジャイル開発は,最近日本でも採用する組織がぐっと増えてきています.それは,ビジネスのスピードと変化に合わせてシステムを構築できるメリットが徐々に理解されてきたからです.その一方でアジャイル開発の技術・ビジネス面のみに目を奪われ,“誤解”するエンジニアも多いようです.アジャイル開発の源流を遡りつつ,現在のシステム開発の問題と,エンジニアの人生の質(Quality of Life),働き方やワークスタイルを含めて,みなさんと,考えてみたいと思います.

講師のご紹介:
株式会社チェンジビジョン代表取締役社長.(福井県大野市在住)
UMLエディタastah*(旧JUDE)の開発等,20年以上のオブジェクト指向ソフトウェア開発経験,うち10年のアジャイル開発経験をもち,ソフトウェア開発をより生産的に,協調的に,創造的に,そしてなにより,楽しく変えたいと考えている,越前大野出身のプログラマ.
2008年には,Agile Alliance よりアジャイルプラクティスの普及活動への貢献を認められ,一年に世界で2名に与えられるGordon Pask Award 受賞.日本では,XPJUGアドバイザリ,要求開発アライアンス理事,を務める.
著書「ソフトウェア開発に役立つマインドマップ」,共著「要求開発」,翻訳「XPエクストリームプログラミング導入編」,リーン開発の本質」,「アジャイルプロジェクトマネジメント」,アート・オブ・アジャイルデベロップメント」など多数.

(2)話題提供-1 岸田孝一氏(株式会社SRA)
・テーマ;リゾームモデルの可能性

概要:
ソフトウェア・プロセスはオープンな複雑系であり,旧来の科学工学的パラダイムでは対応できない.ウォータフォールやその改良型,あるい は VモデルやWモデルなどの限界はそのあたりにあると考えられる.プロセスを階層や要素に静的に分解するのではなく,ひとつのダイナミックな全体として把握するモデルが必要である.ガタリ&ドゥルーズが提案したリゾームのメタファはそうした新しいモデルとして有用だと思われる.リゾーム型のモデルやそのヴァリエーションを従来のプロセス・モデルの上に重ね合わせて使うというアプローチについて提案し皆さんのご批判を仰ぎたい.

(3)話題提供-2 栗田太郎氏(フェリカネットワークス株式会社)
・テーマ;形式的記述とアジャイル

概要:詳細は後日連絡します.

(4)話題提供-3 検討中
・SS2012の論文またはWS報告から選択する予定です

(5)情報交換会 (詳細は後日)
・18:00~21:00

3.3 6月16日(土)(Meeting 2日目)

9:30~12:00 報告およびディスカッション

(1)話題提供-4 伊藤昌夫氏(株式会社ニルソフトウェア)
・テーマ;立証を伴うソフトウェアプロセスのテーラリング

概要:
プロセス視点で通常用いられるプロセスープロダクト関係は,大文字のプロセスによって与えられている.テーラリングはそれを,如何に間引くかにあり,そのことは結果としてしか 明示されない.GSN を利用することで,このプロセスープロダクト関係に対して「立証」を与える.ここでは,大文字の
プロセスは必ずしも必要としない.

(2)話題提供-5 検討中
・SS2012の論文またはWS報告から選択する予定

4. 参加費用:

SEA正会員/SEA 賛助会員/SEA-SPIN MLメンバー:20,000円 一般:25,000円
(会費には14日(前日),15日の2泊分の宿泊費,レセプション費,情報交換会費,を含みます)

5. 定員:先着20名

(申込多数の場合はSEA正会員を最優先し,以下 SEA賛助会員,
SEA-SPINメンバ,一般参加の順での先着順となります)

6. 申込方法:

下記申込用紙に必要事項を御記入の上,E-Mail[テキストのみ]でお申込みください.[HTMLメールや添付メールは不可] 出席の際には,申し込みメールを印刷してお持ちになり,会場受付にご提示下さい.

*** お申込みは1人ずつお送り下さい ***

なお,参加費は当日会場受付にて現金でお支払いください.(領収書を差し上げます).申込受付後のキャンセルはできません.代理参加者をお立てください.

申込み宛先: spin-entry2010(at)sea(dot)or(dot)jp

***次の申込み票をメール本文に貼り付けて記入してください.***

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SEA-SPIN Meeting June 参加申込用紙 ( 2012-6-15,16)

「プロセス改善あれこれ~色々な切り口で討議~」

氏名 (ふりがな):__________ (______________)

会社名/所属組織名: _______________________
E-Mail: ____________________________

種別(該当欄にチェック):
□SEA正会員 (No. )←会員番号を記入
□SEA賛助会員
□SPIN ML メンバー (参加費は一般と同じ)
□一般
参加費:___円

参加形態(いずれかにチェック)
□ SS2012 から継続して参加する
□ SS には出ず,SPIN-Meeting だけに参加する

*注:賛助会員企業一覧 http://sea.jp/sanjo.txt

受付済みの連絡はしません.お断りする場合には,メールでご連絡します.


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