実施報告:セーフウェア – システム安全とコンピュータ@福岡

SEA九州支部 特別セミナー:セーフウェア – システム安全とコンピュータ(開催済み)

大学の先生・学生さん・民間企業の方など、11名の方に参加していただきました。また、メディアの方も取材に来られていました。セミナーでは、松原さんからシステム安全に関する多角的で示唆に富む内容をご指導いただきました。特に、豊富なご経験に基づく日本での事例や原著者であるナンシー氏との長年の交流に基づく的確な指摘(書籍の中でも重要なポイントや込められた意味など)といった、書籍「セーフウェア」を購入しただけでは知ることができない情報も盛りだくさんでした。

講師の松原さんのご好意により、当日使用されたスライドデータを添付致します。

最後の質疑応答も活発でした。具体的には、技術者の教育・いかにして事故を想定するか・技術やノウハウの伝承・信頼性と安全性との関係などに関する質問が出て、それをきっかけに講師と参加者の間で非常に距離の近い意見交換がなされました。

もう少し時間に余裕のあるプログラムであれば得るものがもっと多かったかも知れませんが、システム安全に関して深く考える貴重な機会になったのではないかと思います。講師の松原さん、開催に多大なご協力をいただいた皆様、参加者の皆様、本当にありがとうございました。

SEA九州支部 古賀 克之