ソフトウェア・システム開発では、開発の上流段階で仕様を正確に記述することが信頼性確保に重要であることが認識されるようになり、形式手法がその実現策として注目されています。このためIPA/SEC では、形式手法導入を容易にするための教材開発を行い、その教材をもとにして、「形式手法導入パイロット教育コース」を実施し、形式手法を開発現場でどのように導入するとよいかを経営者の立場も踏まえて理解できるようにしています。
開発現場における問題点を改善・解決したいと考えているプロジェクトメンバー、プロジェクトリーダー又はマネージャーを対象とした、形式手法による開発が高品質で生産性が高いことを実感できるセミナーです。
日 時: 平成 24 年 1 月 16 日(月)- 1 月 17 日(火)
場 所: くまもと森都心プラザ 会議室A
(熊本市春日1-14-1 http://stsplaza.jp/index.html )
主 催: くまもと技術革新・融合研究会 RIST
共 催: 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
九州地域組込みシステム協議会(ES-Kyushu)
ソフトウェア技術者協会 九州支部(SEA九州)
定 員: 20 名
■研修アジェンダ(予定)
1/16(月) 10:00 – 17:45
・オリエンテーション
(事前アンケートのフィードバックを含む二日間の概要を説明)
・実際のプロジェクトに如何に形式手法を取り入れたか? ・・・Mobile Felica
・形式手法の適用事例 ・・・国内外での幅広い適用事例
・形式手法を導入する際の考慮事項
・EA から形式手法への道?なぜアーキテクチャセントリックか?
・開発対象のアーキテクチャー記述
1/17(火) 9:15 – 17:00
・開発対象を如何にモデル化し、記述するか?・・・実例で説明
■IPA/SEC 形式手法人材育成ワーキンググループ
【主 査】九州大学 荒木啓二郎 【副主査】名古屋大学 山本修一郎
(株)三菱総合研究所 石黒正揮 (有)イットワークス 岡本勝幸
フェリカネットワークス㈱ 栗田太郎 (株)SCSK 佐原伸
(株)NTT データ 塚本英昭 (独)産業技術総合研究所 西原秀明
グローバル情報社会研究所㈱ 藤枝純教 名古屋大学 結縁祥治
IPA/SEC 新谷勝利 和歌山大学 鰺坂恒夫
■受講対象者および前提
・対象者は、現場における問題点を改善・解決したいと考えているプロジェクトリーダー
あるいはマネージャー。
・仕様作成とプログラム開発、ソフトウェア開発プロセスについてのある程度の知見を
持っていること。
■このコースを受講して身に付くと期待されるもの
・形式手法による開発が高品質で生産性が高いことを実感できる
-例:従来の手法では見つけにくかった欠陥の発見を支援
-例:非効率なレビューの改善
-例:コミュニケーションの質の向上
・形式手法導入の要点を理解できる
-例:形式手法導入の目的
-例:開発プロセスとの関係
・形式手法導入を志向できるようになる
-例:当事者として自らの開発プロセスへの導入を検討
-例:他事例をより深く調査
参 加 費: 無料
申込み締切: 平成24 年1 月12 日(木)
※先着順申込み、定員になり次第受付を締め切ります。
申込み方法: 以下のフォームに必要事項を明記の上、下記アドレスまで
メールにてお申込み下さい。
問い合わせ: 株式会社 電盛社 (担当:富松、市村)
Tel 096-212-7724
E-mail s_ichimura [at-mark] densei.co.jp
***形式手法導入パイロット教育コース(2012 年1月16 日 – 1月17日開催)申込書***
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