ソフトウェア品質保証分科会(SigSQA)

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新しいソフトウェア品質保証のかたちを目指して

— KPIについて考える —

主催: SigSQA

参加者募集
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SigSQA分科会のミーティングを開きます.今回は,KPI(Key Performance Indicator)について議論します.話題提供者に冒頭でお話しいただき,自由な議論を楽しみましょう!

話題提供者から
品質における KPIの粒度や評価軸をどうすべきかはいつも悩ましいところです.例えば,効率的に現場の状況を把握したい経営層向けのKPI と,現場を長期にわたり回していくための KPI では,特徴が異なると考えています.
みなさまの現場では,KPIをどう定め,どう運営していますでしょうか.議論を通じて,新しいソフトウェア品質保証の KPI を一緒に考えてみましょう.

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SEA Forum in April 2018

新しいソフトウェア品質保証のかたちを目指して

— SigSQAの2018年度活動のキックオフ —

主催: ソフトウェア技術者協会 (SEA)

参加者募集
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我が国のソフトウェア産業,特にソフトハウス形態の企業では,SQA(ソフトウェア品質保証)とは何をする仕事なのか,SQA は開発現場や経営にどう寄与するのかといったことに関し,共通の認識がありません.そのため,QA(品質保証部門)は厄介者という認識を持つ場合もあります.また,SQA によって経営が強くなったという企業を耳にすることもありません.残念ですが,これが SQA の現状です.

SigSQA では,これまでに,伝統的なソフトウェア品質保証の利点や問題点を議論してきました.今年度は,その結果を踏まえ,新しいソフトウェア品質保証のかたちを,描いていきたいと考えています.もちろん,ゼロから作るということではありません.これまでに積み重ねられてきた品質保証や品質管理の基本に立ち戻り,現在のソフトウェア開発の動向と SQA の将来の方向性をもとにして,丁寧に積み上げていくことになります.

キックオフとして,現在の SQA の問題点の共有と,新しい SQA の方向性の提示を行い,参加者で議論したいと思います.参加するにあたり,現在のSQAの問題点として SPI Japan でも議論された「プロセス改善の黒歴史」に目を通しておいて下さい.併せて,新しい SQA の方向性を考えるための基本(すなわち,品質保証や品質管理の考え方)として,TQM(総合的品質管理)について何か勉強しておくと良いでしょう.

SQA がよく分からないという方・SQA は不要という方・SQA に関して一家言のある方・自分たちの SQAは素晴らしいという方を含め,SQA に興味をお持ちの様々なみなさまのご参加をお待ちしております.

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報告者:SigSQA世話人 古賀 克之

講演会(第1部、第2部)には約35名、交流会には約20名の方に参加いただきました。

第1部では、2時間弱にわたって、セーフウェアの監訳をされた松原さんから、書籍の内容はもちろん、ご自身の経験に基づく内容も加えて、詳しく解説していただきました。

第2部では、川瀬さんから、組込みソフトウェア開発の現場における取り組み事例を発表していただきました。その上で、松原さん、川瀬さん、NARAコンサルティングの奈良さんをパネリストに、パネルディスカッションを実施しました(約1時間)。パネルディスカッションでは、会場=参加者を交えて活発な議論ができました。

交流会にも多くの方に参加していただき、おいしい塩尻ワインを堪能しました。一部では、地域内での技術交流会を開催したいとの声も出ていましたので、新たな視点や新たな交流を得る機会になったのではないかと思います。

発表資料:

発表者のご好意により、当日使用されたスライドを公開致します。

参加者から寄せられた感想(一部):

  • 自分の業務とはシステムの規模などがかなり違うと思ったが、概念などは大変参考になった。
  • 先行している他の改善事例を知り、自分達と本質的に同じ方向性だったので自信を持つことができた。
  • 今回知り合った別の会社の人と、技術的な交流会などを開催してみたい。
  • せっかくなので、今回1回で終わりにせずに定期的に継続して開催して欲しい。今回1回のイベントだけでは、この地域での技術者の交流はすぐには活発にはならないと思う。
  • 次回は、毎年秋に開催される塩尻ワイナリーフェスタの開催日(2010年は10月30-31日開催)にあわせて開催してみては?(もっとおいしいワインが飲めるから)
  • 参加者が期待していたよりも少なくて残念だった。

SIP x SEA SigSQAジョイント企画

セーフウェアとソフトウェア品質保証

第1部:セーフウェア – システム安全とコンピュータ
第2部:ソフトウェア品質保証ワークショップ

主催: SEA SigSQA(ソフトウェア技術者協会 品質保証分科会)
協賛:(財)塩尻市振興公社(SIP:塩尻インキュベーションプラザ
アヴァシス株式会社
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最近,コンピュータを使ったクリティカルシステムのトラブルが相次いでいます.しかし,事故原因の調査と防止対策に関する理論やノウハウの多くは,主としてハードウェアで構成されたシステムに関するものです.昨年末翻訳出版した「セーフウェア」は、世界的なシステム安全の権威であるNancy Levesonが著した,主としてコンピュータを用いるシステムの事故と対策について述べた名著です.

書籍情報詳細:セーフウェア – 安全・安心なシステムとソフトウェアを目指して

Amazon >> http://www.amazon.co.jp/dp/479811684X

そこで今回は監修者かつ翻訳者の一人である松原友夫さんをお迎えし,翻訳で苦労された話を交えながら,レブソン教授が伝えようとしたメッセージについてお聞きしたいと思います.

また,第2部では,組込みソフトウェア開発現場におけるプロセス改善の事例を発表していただき,さらに,ソフトウェアの品質保証に関心のある方々による議論の場を設けたいと思います.様々な会社や組織からの参加者による情報交換や議論によって,あるいは,その議論を聴講することによって,考察を深め,新たな知見を得られるられるのではないかと考えています.

多くのみなさんの積極的なご参加をお待ちしております.

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2009年8月27日-28日

SEA-SPIN ジョイント・ワークショップ in 三島 – 開発技術者へのSQA教育

2009年2月6日-7日

第1回SEAソフトウェア品質保証ワークショップ in 浜松 – SQAは時代の変化と今の要請に対応できているか?

2007年11月15日-16日(SigSQA発足前)

SEA Special Workshop in 札幌 – PM業務とソフトウェア品質保証

ソフトウェア技術者協会 品質保証分科会 (SigSQA)は、ソフトウェア技術者協会の分科会(Sig = Special Interest Group)の1つです。ワークショップやフォーラムを通して、SQA関係者に交流の場を提供します。産、学、官の所属は問われません。皆様の積極的な御参加をお待ちしております。

設立にいたる経緯

品質に対する期待が益々大きくなる昨今、品質保証活動(SQA)を担う人の力量が問われています。そんな中、2007年の新潟でのソフトウェアシンポジウムのSQA Working Groupで議論したメンバーが、その後、メーリングリストを使った議論を継続していました。品質保証に関してはこれまどおり地道な活動が求められ、活動も継続されておりますが、短納期・低コストと言った今の開発に求められていることとは少し時流から乗り遅れているのでは?と言った声が聞こえてきました。

そこで、この様な品質保証に係わる課題を議論する為には「議論する場が必要」と考え、品質保証分科会の設立に至りました。

設立の趣旨

ソフトウェアの品質保証について、関心のある人々が広く議論する「場」を提供します。

世話人

奈良隆正 新谷勝利 村上勝則 中山優紀 古賀克之

活動方針

メーリングリストを中心に議論を重ねながら、年に数回、ワークショップやフォーラムを開催します(目指します)。今後開催する/過去に開催したイベントの一覧はこちら