10月5日開催:SIP&SEA SigSQA:セーフウェアとソフトウェア品質保証@塩尻

SIP x SEA SigSQAジョイント企画

セーフウェアとソフトウェア品質保証

第1部:セーフウェア – システム安全とコンピュータ
第2部:ソフトウェア品質保証ワークショップ

主催: SEA SigSQA(ソフトウェア技術者協会 品質保証分科会)
協賛:(財)塩尻市振興公社(SIP:塩尻インキュベーションプラザ
アヴァシス株式会社
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最近,コンピュータを使ったクリティカルシステムのトラブルが相次いでいます.しかし,事故原因の調査と防止対策に関する理論やノウハウの多くは,主としてハードウェアで構成されたシステムに関するものです.昨年末翻訳出版した「セーフウェア」は、世界的なシステム安全の権威であるNancy Levesonが著した,主としてコンピュータを用いるシステムの事故と対策について述べた名著です.

書籍情報詳細:セーフウェア – 安全・安心なシステムとソフトウェアを目指して

Amazon >> http://www.amazon.co.jp/dp/479811684X

そこで今回は監修者かつ翻訳者の一人である松原友夫さんをお迎えし,翻訳で苦労された話を交えながら,レブソン教授が伝えようとしたメッセージについてお聞きしたいと思います.

また,第2部では,組込みソフトウェア開発現場におけるプロセス改善の事例を発表していただき,さらに,ソフトウェアの品質保証に関心のある方々による議論の場を設けたいと思います.様々な会社や組織からの参加者による情報交換や議論によって,あるいは,その議論を聴講することによって,考察を深め,新たな知見を得られるられるのではないかと考えています.

多くのみなさんの積極的なご参加をお待ちしております.


***************** 開 催 要 領 *****************

1.日時:2010年10月5日(火) 12:30受付,13:00開始

2.プログラム:

13:00〜13:10 オープニング・スピーチ
13:10〜15:00 セーフウェア – システム安全とコンピュータ
〜 安全・安心なシステムとソフトウェアを目指して〜
松原コンサルティング 松原 友夫

15:00〜15:15 休憩
15:15〜16:15 第2部:SigSQA Workshop

「組み込みソフトウェア開発現場におけるプロセス改善」
〜改善は継続して初めて効果が見える〜
セイコーエプソン株式会社 BS事業部 BS企画設計部 川瀬 真

「安全/安心なソフトウェアをプロセス改善で実現する為に」を
テーマに出席者でディスカッション

17:30〜19:30 交流会(参加費2,000円)

3.会場:塩尻インキュベーションプラザ1F
長野県塩尻市大門八番町1番2号
(塩尻駅東口より徒歩5分)
http://www.s-sip.jp/acusess.html

4.定員:120名(申込み順,定員になり次第,受付を締め切ります)

5.受講料:無料 交流会参加費:2,000円

6.申込み方法:
下の申込み票に必要事項を記入して,下記SigSQA事務局
宛てにe-mail(テキストメールのみ,HTMLや添付ファイ
ルは不可)でお申込みください.折り返し受付確認のmail
を返信します.

申し込みアドレス: sigsqa-entry [at mark] sea.jp
締切:2010年9月30日

7.参加当日:
当日会場の受付で受付番号とお名前を申し出てください.
参加費は,当日現金でお支払いください.領収書をさしあ
げます.申込み受付後のキャンセルは認められません.
何らかのご都合で参加が不可能になった場合は代理をお立
て下さい.
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セーフウェアとソフトウェア品質保証 (10/5 @ 塩尻)参加申込み

本編に参加:(する/しない) 交流会に参加:(する/しない)

氏名:__________________ ふりがな:(______________________)
E-mail: _____________________________
領収書の宛名:___________________________

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—(mail to: sigsqa-entry @ sea.jp テキストメールに限る)—

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<補足>

講師: 松原コンサルティング 松原 友夫 氏

1956年、日立製作所亀有工場に入社。1991年に定年退職。現在はフリーコンサルタント。1983年からISO/IEC JTC1/SC7(ソフトウェア工学担当 国際標準化委員会)委員。第10,11回ソフトウェア工学国際会議およびCASE’95 のプログラム委員およびセッ ション議長。IEEE SoftwareのSOAPBOXコラム担当産業諮問委員。海外での論文投稿発表多数。訳書は、「セーフウェア」のほかに、エドワード・ヨードンの 「デスマーチ」「オブジェクト指向システム設計」「プログラマーの復権」「ソフトウェア管理の落 とし穴」、スティーヴ・マコネルの「ソフトウエア開発プロフェッショナル」など。また最近ではITProに掲載されている「日本のソフトウエ ア産業,衰退の真因」という記事が話題を呼んだ。

講演内容:

コンピュータの利用がミッションクリティカルなシステムに及ぶに従い、重大で広範囲な被害をもたらす事故が増えています。また、事故の原因を特定するのが困難になり、同じ原因の事故が、繰り返し発生しています。セーフウェアは、コンピュータに関わる事故の発生原因とその予防についてまとめた技術体系です。内容は幅広い分野にわたっていますが、その概要について、お話したいと思います。入門のつもりで聴いて下さい。