SEA-MAIL メルマガ版 2012 年 第 2 号

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◆SEA-MAIL メルマガ版 2012 年 第 2 号◆
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本メルマガでは, 定期的に SEA 主催のイベント情報や幹事による
コラム等をまとめてお伝えします.

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◆目次
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1. これから開催するイベント
2. 幹事コラム: 新森 昭宏
「東京 地理・歴史探訪の楽しみ」
3. SEAのSNSでコミュニティを作りませんか
4. SEA Forum のテーマ募集
5. 本メルマガへの寄稿募集
6. SEA on ソーシャルメディアのご紹介

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◆1. これから開催するイベント
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これから開催する SEA 主催のイベントです.
多数のご参加をお待ちしています.

●SEA SPIN Meeting Mar 2012
テーマ:「セーフティケースと開発プロセス」
1. 日時:2012年03月02日(金) 18:30 – 20:30
2. 会場:渋谷区 神宮前穏田区民会館
http://sea.jp/?p=900

●SEA Forum March 2012:
テーマ:「実用期を迎えた関数プログラミング」
1. 日時: 2012 年 3 月 5 日 (月曜日) 13:00 – 17:00
2, 会場: フェリカネットワークス株式会社
http://sea.jp/?p=895

●ソフトウェア・シンポジウム 2012 in 福井
http://www.sea.jp/ss2012/

来年のソフトウェア・シンポジウムは, 6月12日(火) – 14日(木)
に福井駅前の AOSSA で開催します.

(1) 論文・報告のご投稿をお願いいたします (締切: 3月2日 (金))
(2) 何よりも是非ともご参加ください!

お問い合わせ,ご意見は,ss2012inquiry [at-mark] sea.jp までお送りくだ
さい.

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◆2. 幹事コラム: 新森 昭宏
「東京 地理・歴史探訪の楽しみ」
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4年前から東京に単身赴任している.という話をするとたいてい,
「大変ですね」と言われることが多い.地方に生まれ, ある時期ま
で地方で暮らさざるを得なかった者の宿命かなと思いつつも,「い
やあ,東京暮らしも面白いものです」と答えている.
実際, 東京の地理と歴史は面白く, 興味が尽きない.最初は,
「ぐるっとパス」というl博物館や美術館の割引チケットが束になっ
たものを買ってきて順に制覇していったのだが, 「ぐるっとパス」
に載っていないところでも興味深いところが多いことに気がつき,
探訪範囲を拡大していった.
ちょうどその頃, NHKで「ブラタモリ」の放映が始まった.タモ
リが女性アナウンサと一緒に東京の歴史名所や興味深い地点を紹介
する番組である.自分が行った場所が取り上げられるだけでなく,
新しい視点と情報を付加して取り上げられたり,まったく知らなかっ
た場所が取り上げられたりするので, 更に興味が深まっていった.
自分が訪れて興味を持ち, その後, ブラタモリで紹介されて興
味が深まった場所の一つに, 本郷と菊坂がある.春日のあたりから
東大本郷キャンパスに向かって歩いていくと途中が坂道になってい
て,石川啄木や樋口一葉に関係した史跡がいろいろあることには気
が付いていた.ブラタモリで, 本郷がそもそも台地であること,
その上野側のヘリに弥生人が住んでいてそこで弥生式土器が見つかっ
たこと, そして菊坂がもともとは川であったことなどの紹介があり,
はっとした次第である.
その後, タモリが2004年に著した「タモリのTOKYO坂道美学入門」
(講談社)という本があることを知り入手した. ブラタモリでもとき
どきタモリの坂道好きの話が出てくるが, 東京の各地の坂道が紹介
された本である.タモリは福岡市出身で大学のときに東京に出てき
ているので, その後自分であちこち歩き回ったようである.
東京をあちこち散歩していると寺が多いことに気が付いていた.
なぜかなと思っていたら, どこかの史跡の看板に,「江戸時代に,
各地の大名が幕府から東京住まいを強制されたので, 家来の分も含
めて東京にも菩提寺が必要になり, その結果東京には寺が多くなっ
た」との説明が書いてあり, なるほどと思った.そして, 東京は
地方から出てきた人によって作られた都市なんだなと改めて思った.

ずっとソフトウエア技術, 特にアプリケーションよりも基盤技術
とか基本ソフトウエアの方に興味を持ってソフトウエア技術者の仕
事をしてきた.40歳を過ぎたころから管理業務の割合が増え, その
後, 長い時間をかけて興味がアプリケーションの方にシフトしてき
た.すると, 不思議なことに歴史に対する興味も増してきて, 現
在に至っている.アプリケーションを考えるということは, 組織の
あり方や仕事のやり方を考えることであり, それは人間がずっと歩
んできた歴史を調べることにもつながっているのかなと思う.とこ
こまで書いたものの, 実はこの理屈は今原稿を書いている途中で思
いついた後知恵であり, 小学生のときに一番好きだった科目は社会
科だったのでまた昔に戻ったのかなとも思う.
ちなみに, 高校生のときに好きだった科目が数学と物理なので,そ
の後ソフトウエア技術者の道を選んだようである.

人は年をとると嗜好が昔に帰るものだいう話を以前聞いたような
気がする.私にとっての知的興味はもともと歴史・数学・物理であ
り, 最近の嗜好もその順になっているように感じる.その結果(こ
じつけかもしれないが), 仕事面で最近思っていることは, いろ
いろなアプリケーションを形式仕様で書けるようになりたいという
ことである.

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◆3. SEAのSNSでコミュニティを作りませんか
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SEAでは会員サービスとしてオープンソースのOpenPNE Version2を使っ
たSNSを運用しています.このSNSではコミュニティでのトピックやイ
ベントでファイルを置くことで情報の共有などができます.

SEAのSNSを活用して, コミュニティを作成しませんか.たとえばSEA
関西では, SEAの幹事や会員が責任を持って他の会員や非会員の方も
招待して, 分科会やメーリングリストだけでなく情報共有できる場
を作ろうと思っています.

SEAのSNSへの参加を希望される方は

sns-adm [at-mark] sea.jp

までご連絡ください.折り返し招待メールが届きます.

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◆4. SEA Forum のテーマ募集
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SEAでは, 今後もソフトウェア技術者の方にとって魅力的なForumを
企画, 提供していきたいと考えています,採り上げて欲しいテーマ
やご要望がございましたら, お気軽に, 下記の専用メールアドレス
までご提案ください.

forum-req [at-mark] sea.jp

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◆5. 本メルマガへの寄稿募集
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本メルマガでは, 毎回幹事のコラムを掲載しておりますが, 会員の
みなさまからの寄稿も歓迎致します.「メルマガへの寄稿」と明記の
上, 下記の問い合わせ先までご連絡ください.

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◆6. SEA on ソーシャルメディアのご紹介
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SEAでは, 以下のソーシャルメディアでも最新の情報を
発信しています.フォロー/いいね!を歓迎します.

SEA公式Twitterアカウント: @sea_jp
https://twitter.com/sea_jp

SEA公式Facebookページ:
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ソフトウェア・シンポジウム公式Facebookページ:
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SEA-MAIL メルマガ版 2012 年 第 2 号
ソフトウェア技術者協会 http://sea.jp/
お問い合わせ先: mailto:office [at-mark] sea.jp
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