SEA上海ソフトウェアフォーラム開催報告

10月18-19日に上海で開催されたSFST(Shanghai Forum on Software
Trade) 2013にSEAは特別セッションの運営で協力するとともに、翌日この会議に講演者として参加された方々を講師に迎え上海支部でフォーラムを開催しました。

なぜSFSTに協力することになったかというと、会議アドバイザーでSEAとも関係の深いJuDeHua先生からSEA岸田さんに提案の依頼がありました。
上海では毎年秋にソフトウェア業界が主催するSoftware Outsourcing Summitが10回を重ね節目を迎えたこと。それに上海市政府の振興政策やソフトウェアの産業構造の変化を狙って衣替えをするので企画を出して欲しいとのことがきっかけです。

会議は2日間に渡って開催され、半日単位で会場が変わるという運営で、初日のオープニングには200人程度の参加があり、日本からも地元業界と提携しているKISA(近畿情報システム産業協議会)メンバーを中心に30名程が出席していました。

SFST2013

SEA特別セッションは、主催業界団体の一つSOBUS (Software Business Union of Shanghai)との共催で、テーマは“Future Software Technology- for Emerging New Trade Market”として、外灘南・黄浦江沿いの「老馬頭(CoolDocks)で開催しました。
参加者は40名位、全て英語で、事前にセッションの概要、経歴、講演概要を送付したのですが、参加者には配布されていませんでした。(セッション風景、by Ito)

http://www.sobus.org.cn/forum.php?cid=40

翌日の上海フォーラムは、土曜日で、国慶節明けということもあり参加は少ないとの見込みのもとで茶館にしました。参加者は12名で広大な茶館のスクリーン付きの一室を占有し、お菓子を食べたり、お茶を飲んだり、和気アイアイの雰囲気で開催できました。
3年経てば一新するという上海動向ですが、フォーラムへの地元参加メンバーの募集に苦労しています。
併設SEAツアーイベントとして、「普陀山・寧波」を2泊3日で企画したところ5名の参加者があり、無事に終了しました。

http://www.sea.jp/shanghai/sea/index.html